朝日新聞が最近どうも変だ。
9月11日の紙面で、「生前退位 男系維持派は」と題して、
八木秀次と桜井よしこの意見を載せている。
これはどういう意図があるのだろう?
朝日新聞はどうせ「女系公認派が多数だ」と常識にしていて、
「男系維持派」を異端と見なし、さらし者にしようという
意図なのだろうか?
しかし、「女系公認派」である高森明勅や小林よしのりの
意見を載せたわけではなく、朝日新聞自体が「女系公認」を
社説で主張したわけでもない。
東京新聞は社説で「一系なら男女の差別はない」として、
「女系公認」を明確にした。
だが、朝日新聞はそれをやっていないのに、「男系維持派」の
意見だけを載せて、大丈夫なのだろうか?
はっきり言って、慰安婦問題では朝日新聞は決定的に信用を
損なった。
だが、産経新聞や読売新聞は、皇統問題では決定的に間違いを
冒している。
ここで勇気を持って、「女系公認」の立場を鮮明にしておけば、
産経・読売に意趣返しができるのに、なぜそうしないのか?
記者の質が相当劣化しているのだろうか?
新聞の信用を取り戻す絶好のチャンスなのに、「男系維持派」
の意見だけを載せるなんて何をしているのだろうか?